れもんどう

エンタメとポイ活が好きなITエンジニアのつぶやき。

プログラマは魔法使いじゃない

普段はシステムエンジニアプログラマ的なことをしておりまして、今、絶賛大型案件の対応中です。久々にこんな大きい仕事してんな~て感じなんですけど、まあ客のリテラシーが低い低い。ITに興味ない人のリテラシーの低さなんてお客さんと話すことも多いし保守業務もやってるので分かってたはずなのに、さらにリテラシーの低さを思い知らされました。

現在対応しているのは、基幹システムに付属する顧客管理システムを作っていて、私はそれの主にデータ移行の担当をしているんだけど、タイトルにしている通りプログラマというかシステム屋は魔法使いじゃないんだよ!ということがありました。

データ移行にあたって顧客の精査をしてもらって、客から精査後の一覧をもらって精査完了した・・!と思ったら私たち システム屋側が全く知らないExcelの顧客一覧が出現。

あとから出てきたほうが正しい顧客一覧だと急に言われ、しかもこっちは何も聞かされてないのにそのExcelの情報がデータ移行の時に反映されると思っていたおバカさん・・・・。シンプルに引きました。システム屋はエスパーでもなくただの人間なのに。役員も携わっているはずなのに正常な判断出来ていないのがヤバい。

まあなんだかんだあったものの、あとから出てきた顧客一覧の状態に精査するためのお金もらって対応することにはなったけど、話の通じない人が多い。まさに理不尽という言葉がお似合いです。

 

システムって、なんでもしてくれる!と思ってるようだけど、システムを作るのは人間です。プログラミングもAかBか?みたいに明確な条件が決まってないとシステムなんて動きやしません。その条件パターンを客が一緒に洗い出してくれなきゃ話が進まないし、なんかシステム屋に任せてりゃシステムが出来上がると思っている人が多いように思う。放任していたのに出来上がって蓋を開けてみれば違うじゃないか!となり、あとから要件が注文金額以上のお金がかかる・・・なんてザラ。

システム作るのが高い高いというけど、仕様を洗い出して、どういうプログラムを作るべきなのかをまとめて、作って、動作確認するのは全部人間。人件費をなんだと思ってるんでしょうねえ。物販だろうと人件費はのっかってるでしょうよ。こっちもビジネスなんでボランティアの如くタダ同然でやってあげるなんてことは無理なのよ。

 

と、まあ色々思うことがあるなあ・・と思ってる最近です。

タダ同然で使えるシステムも増えてきているけど、それって大して機能使えないですよね。仕事で、しかも大事な業務のシステムを作るのは大変ということを 発注者にはご理解頂きたいですね。システム作ってる側も人間なんでちゃんと言うこと言ってくれないと対応できないですよ。