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【読書メモ】Microsoft 再始動する最強企業

こんにちは、まりおです。誰もが知っているMicrosoft。日本でも多くの企業がWindowsやOfficeを使用していますが、そんな順風満帆に見える企業の更なる企業努力を知れる本のご紹介です。

Microsoft 再始動する最強企業

著書:Microsoft 再始動する最強企業

著者:上阪 徹

発行日:2018年8月8日

出版社:ダイヤモンド社

内容

CEOがサティア・ナデラ氏に交代してから(前任者以前の話もありますが)Microsoftの商品の売り方や社風、働き方の変わり方、また、Microsoftの信念を知れることが出来ます。

今までは縦割り組織だったMicrosoftですが、One TeamならぬOne MicrosoftでOfficeもWindowsも交わったMicorosoft 365の提供をしています。さらには、ITのソフト・ハード面だけでなく、働く環境について考えていることやメール・会議、Officeなど膨大なデータを持っている強みを活かしたサービスの提供などMicorosoftの凄さが改めて感じられます。

感想

私が印象に残った話はMyAnalyticsの話でした。弊社もOffice365を使っており、今回この本を読もうと思った理由はOffice365の保守をしていることもあり、もっとMicrosoftを知らなきゃいけないと思ったからです。

Microsoftの努力を全然活用出来ていないととても反省した中でも特に使えていないと思ったMyAnalytics。MyAnalyticsとは、日々のメール・チャット、予定などから会議をどれくらいしているのか、残業をしているのではないか、どの人との関わりが多いかなどAIが勝手に自分の傾向を分析して教えてくれるサービスです。

Microsoftとしては、会議中に別のメールを送って内職をしているから本当はこの会議不要なのでは?ということや、特定の人とばかりコミュニケーションを取っているのでもっと他の人と関わってみては?など、業務効率や視野を広げることなどの目的ももってこのサービスを提供してくれています。

例えば弊社であれば、定期的にMyAnalyticsで分析されたメールが送られてくるのですが、不要なのではという声が。せっかく自分の仕事を効率化させることを考える機会がMyAnalyticsによって与えられているのに勿体ない話です。

私もMyAnalyticsの機能やこうやって使えば良いというのを理解しているわけではなかったので、本を読んでMicrosoftの声を知ることが出来て良かったです。

Office365・Microsoft365の話だけではなく、HololensやSurface Hubなどの話もありました。ぜひ、Microsoft製品を使われている方々に読んでほしい本だと思いました!

 

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