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【読書メモ】池上彰と考える、仏教って何ですか?

こんにちは、まりおです!

池上彰と考える、仏教って何ですか?」を読みましたので、感想等々書いていきたいと思います(*^_^*)

池上彰と考える、仏教って何ですか?

著名:池上彰と考える、仏教って何ですか?

著者:池上彰

発行所:株式会社 飛鳥新社

発売日:2012年8月5日

読もうと思った理由

きっかけは、ホリエモンこと堀江貴文さん著書『時間革命』を読んだことです。

自分のための時間を作りなさい、ホリエモンの考えや時間をどう有効活用しているのかが書かれた本なのですが、その中で、時間を有効活用するためにやっていることは仏教的な考えに基づいているのかもしれないといった表現が何回か出てきました。

ホリエモン自身、仏教をあつく信仰しているわけではないようですが、仏教国の日本人だからこそ知らず知らずのうちに仏教の考えを身に着けているのかもしれない。

けれど、私は仏教のことって全然知らないなと思い、仏教に関する本を手に取ってみました。

仏教初心者向けの池上さんの本

この本は、仏教をあまり知らない人向けの本となっています。さらに、著書は池上さんなので、言わずもがな読みやすく面白い本でした。

あらすじ

仏教の成り立ち

開祖・ブッダが悟りを開き仏教が出来るまで、その後どのようにして仏教が浸透し、日本に広められたのかが前半にまとめられています。

無宗教と言われる日本で、死ぬときにしか仏教とは関わりがないですよね。日本のお坊さん・お寺さんの他国とは異なる点や仏教用語・宗派についても書かれています。

ダライ・ラマ法王との対談

仏教発祥の地であるインドへ池上さんは訪問をします。そして、ダライ・ラマ14世との対談をし、対談内容についても書かれています。

ダライ・ラマ法王は平和な心を持っていて、すべてを肯定してくれるような存在と思いきや、仏教による信念は強く持たれていて、自分の意見はちゃんというという印象を抱きました。

感想

私は、仏教徒でもなければ、他の宗教を信仰しているわけでもありません。けど、日本にいながら仏教をよく知らない、よく知らずにお葬式や四十九日になんとなく参列いています。

今回、自分から仏教のことを知ろうと思って読んで、仏教の考えや言葉などを知ることが出来ました。

”死”について、触れることが多く、仏教は「輪廻転生」の考えがあります。死んでもまた生まれ変わる。そういう考えは、仏教徒でなくても日本人であれば、輪廻転生を信じている人も多いのかなと思います。

しかし、生まれ変わると言えど、”死”は怖く、死にたくないですよね。本の中でダライ・ラマ法王が、悔いなく生きれば死ぬことは怖くないということを対談の中で言われていました。

確かに、悔いばかりの人生であれば、死ぬ間際に あれすれば良かったこれすれば良かったと後悔してばかりだと思います。けれど、実際に後悔のない人生を送れているか?と言われたらそうではないです。この本を読んで、仏教を知って少しでも悔いのない人生にしなきゃなと心境の変化もありました。

仏教を知ることで、人生観を考え直させられるきっかけになるのではないかと思います。